セルフチェックの後はどう見る?塗装屋の社長が教える「失敗しない外壁診断」
2026/10/09
プロが現場で絶対に見る「8つの現場調査ポイント」まずは何をチェックしているかご紹介
① 窓周りのクラック(ひび割れ)
窓の四隅から斜めにスーッと伸びるひび割れ、見たことありますか?ここは開け閉めの振動や家全体の歪みが集中しやすい場所です。雨水が一番入り込みやすい『雨漏りの危険エリア』だから、ミリ単位の深さまでしっかり確認します。
② 塗膜表面のひび・チョーキング・劣化状況
壁を触ると手に白い粉がつく『チョーキング』や細かな網目状のひび。これは壁の防水機能(油分)が切れて、紫外線で塗膜がカサカサに乾いちゃったサインです。今の塗膜がどれくらい踏ん張れているか、塗装の替え時を見極める大事なバロメーターになります。
③ コーキング(シーリング)の劣化(切れ、割れ、痩せ)
サイディング壁のつなぎ目にあるゴムみたいな部分ね。年数が経つと硬くなって『切れ』『割れ』『痩せ(細くなる)』が起来てしまいます。ここが隙間だらけになると、壁の裏側に直接水が入ってしまうから、打ち替えが必要かどうかしっかり診断します。
④ 屋根のひび・欠け・ズレ
実は一番過酷な環境に晒されているのが屋根!地上からは見えないから放置されがちだけど、ひび割れやズレを放置すると即雨漏りにつながります。僕らはハシゴや高所カメラを使って、1枚1枚のズレや欠けまで見落とさずにチェックしています。
⑤ 基礎のひび
おうちを足元で支えているコンクリート(基礎)の部分。ここに大きなひびが入っていると、おうち全体の沈下や構造的な歪み、白アリの侵入リスクが隠れていることもある。壁だけじゃなく土台から安全かを見極めるのがプロの役目になります。
⑥ 鉄部のサビ状況
階段の手すりや水切り、シャッターボックスなどの鉄部。赤サビが出始めたら要注意!サビは『おうちのカビ』みたいなもので、放置すると鉄が腐って穴が開いてしまいます。下地のサビ落とし(ケレン作業)がどれくらい必要かを見立てています。
⑦ 木部の状況
破風板やウッドデッキなどの木部は、鉄よりも水に弱くて傷みが早い!塗膜が剥がれて木が水を吸い始めると、腐食が一気に進んでしまいます。木材自体が腐っていないか、塗り替えで直せるレベルかをしっかり手で触って確かめていきます。
⑧ 防水の状況(ベランダ・バルコニー)
ベランダの床や屋上などの防水層。表面のひび割れ、水たまり、植物が生えていないかを見ています。ベランダの下はすぐお部屋(居室)のことが多いから、ここからの雨漏り事故は本当に多いです!トップコートの塗り替えで済むか、防水のやり直しが必要かを正確に判断していきます。


